極ZERO販売中止

今日は、第3のビール「極ZERO」の販売中止について書いてみたいと思います。
私は、最近、この極ZEROを週1回ペースぐらいで飲むようになったのですが、先日、この極ZEROが 今月をもって一旦販売中止になるというニュースを知りました。

私自身、これまで極ZEROを勝手に発泡酒であると思いこんでいたのですが、実は発泡酒ではなく 第3のビールとして販売されていることを今回のニュースで知りました。

発泡酒と第3のビールの違いですが、発泡酒は、原料が麦芽主体で製法されているのに 対し、 第3のビールは、原料は大豆や小麦、トウモロコシなど麦芽以外のものを使用し、また、別のアルコール酒を混ぜ合わせたりして製法されています。
酒税は麦芽含有量で左右され、麦芽の含有量が多いビールは酒税が高く、麦芽の含有量がビールより 少ない発泡酒はビールよりも酒税が安く、麦芽を含まない第3のビールはさらに発泡酒よりも酒税が安くなるようです。

今回、メーカーであるサッポロビールは、国税当局から「極ZEROは第3のビールではなく 発泡酒ではないか」との指摘を受けてしまったようです。現時点で、「極ZEROは第3のビールではない」との確証には至っていませんが、サッポロビール側は、延滞税の 追加負担発生を避けるため、自主的に発泡酒への区分切り替えと、これまで販売した分に対する追加納税を決めたようです。
追加納税額は116億円ほどになるそうです。

そのため、極ZEROは販売を一旦中止し、7月中旬から発泡酒として、再び販売を開始させるそうです。
発泡酒となるため、販売価格も350ml缶の場合、20円~30円ほど値上げされるそうです。

私自身、この極ZEROは気に入っていますので、値上がりは気になりますが、今後も引き続き、買って 飲んでいきたいと思っています。

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左:従来販売品  右:7月中旬より販売再開品

以上、錦戸勝彦の極ZERO販売中止についての記事でした。

2014年6月22日

 

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