コロナウィルスの震源地が形成されている 早急に制圧しないと危険  

最近になって、国内の新型コロナウィルス感染者数が急増しています。

この背景には、新型コロナウィルスのエピセンター(感染拡大の震源地)が国内に出来始めていることが考えられています。

エピセンターが形成されてしまうと、ここを基点にして、急速にウィルスが拡散してしまうそうです。

現時点では、東京の新宿区などにエピセンターが形成されていて、早急にこのエピセンターを制圧しなければ、じきに国内は大変なことになってしまうと、今月16日の国会の場で、専門の医師(児玉教授)から強い訴えかけがありました。

下の動画は、そのときの国会での答弁の模様です。

 

答弁で使用された資料は下のものです。
これは、答弁の中でダウンロードが許可されているものです。

 

エピセンター制圧のための提案資料

 

児玉教授の答弁の要点

1.新型コロナウィルスのエピセンターでは、一定数の無症状の感染者がウィルスを放出させて感染を広めている。

すぐにでも、このエピセンターの制圧に着手すべし。
制圧には、網羅的な検査と陽性者の隔離、追跡が必要になる。

検査については、20万人以上に対応できるPCR検査が
必要になる。

2.エピセンターが形成されてウィルスを放出する感染者が増えると、空気感染(またはエアロゾル感染)が起こり、
室内や車内での感染リスクが高まる。

3.まず、感染集積地と非感染集積地を区分けする。
そして、感染集積地に対し、精密医療と外部からの医療資源を全力投入して、短期でのエピセンター制圧を図る
責任者を置き、トップダウンで速やかに行う。

4.大規模検査能力のある大学や企業、研究所なども参加する検査体制を早急に確立して、PCRの全数検査を一気にやる。
新宿なら1日あたり5万人ぐらいのPCR検査が可能になる。

5.コロナウィルス対策のガイドラインは、感染者の数、感染状況に応じて変えなければならない。
全国一律ではなく、地域ごとに実情に合う設定をするべきである。

空気感染のような状況になっている場所ならば、ガイドラインは、より厳しくしなければならない。

6.情報技術を駆使して、感染者の追跡を行うようにする。(COCOAという追跡アプリを活用する)

7.責任者を決めて、感染者の個人情報の厳守を徹底する。

 

2020年7月26日