宇連ダムが34年ぶりに枯渇

新城市内にある宇連(うれ)ダムが本日(2019年5月19日)の朝5時に枯渇したとニュースで報じられました。
宇連ダムは東三河地域に水を供給する豊川用水の最大の水源ですが、貯水率が0%になるのは34年ぶり、2回目とのことです。

枯渇は、年末から続いている雨量不足によるものですが、現時点、愛知県と静岡県の境にある佐久間ダムから水が引けることと、別の水源である大島ダムの貯水量に余裕があることから、住民の生活に支障が出ることはないそうです。

鳳来湖にある宇連ダムと朝霧湖にある大島ダムはお互い、国道151号線をはさんで直線距離で4キロぐらいしか離れていませんが、
なぜか大島ダムの方は、現時点、貯水率が76%近くあります。

両ダムの貯水率にこれ程の差が出るのは、地形によるものなのでしょうか。

 

現在、豊川用水の流域の一部では節水制限が行われていますが、今後も雨不足が続くようなら、更なる節水の強化がされるそうです。

とにかく、まとまった雨を期待します。

 

2019年5月19日