走るより歩く方が体によい
健康のためには何より足を鍛えることですが、手っ取り早い 効果的な足の鍛え方は、坂道を歩くか、早歩きをすることです。以下:錦戸勝彦の見解です。
歩くより走る方が一見効果がありそうに思えますが、昔トレーニングジム でランニングマシーンを使っていたときに、トレーナーから、「 走るよりもゆっくりでもよいので少し傾斜をつけて歩く方が足に負荷がかかる」と言われたことがありました。
たしかに、トレーニングマシーン上では、走るよりも 傾斜をつけて歩く方が少しきつく感じました。 マシーンの走行面には弾力があるので、走ると跳躍するような形になるので、それほどきつくならないような感じでした。
実際の地面を走る場合は、地面が硬い分、マシーンの場合とは条件が変わりますが、
走る場合は、ひざを痛めたり心臓に負担がかかったりする可能性が高まります。
無難に安全に足を鍛えるには、やはり歩くことかと思います。
負荷のかかる歩き方は、生活習慣病の予防につながるので、 傾斜のあるところをゆっくり歩いたり、早歩きすることは することは有効です。
その際には、1日8000歩程度、歩くことが理想です。
また、正しい姿勢で歩き、歩く時間もなるべく食後に設定するようにします。
参考 ⇒ 前回の歩きについての記事
また、歩くと、外界のいろいろな状況に対応することにより脳が刺激されるので、認知症の予防にも効果があるようです。
歩くルートを何種類か決めて、ルートを日替わりにして歩くようにし、複数で歩く場合は、クイズやしりとりなどをしながら歩くのがよいです。
また、足を踏みしめて歩くことで、ひざの部分の骨の密度が増えるので、骨粗しょう症の予防にもつながります。
水中歩行を健康のために行うことがありますが、 水中歩行では、ひざに負担がかからないことから骨粗しょう症の予防ができないので、要注意です。
したがって、健康維持のために水中歩行や水泳を行われている人は、歩き運動も取り入れた方がよいです。
また、歩く以外では、スクワット運動も効果的です。
ゆっくり行うスクワットは足腰に十分な負荷がかかります。
雨の日はスクワットで歩き運動の代用ができます。
寒い冬ですが、早歩きや、坂道を歩いて一汗かいてみるのもいいものです。
2018年12月29日