スマホゲームについて

今日は、スマホゲームについて書いてみたいと思います。

最近、スマホアプリのゲームである「ポケモンGO」がブームになっています。
町中のあるところでこのアプリを開くと、現在地が映った画面にポケットモンスターのキャラクターが出没することがあるので、そこでその出没したキャラクターと闘ったり、キャラクターを捕獲したりして楽しむことができるというものです。

実は、ポケモンGOに限らず、スマホのゲームは、莫大な人気を集めています。
最近では「パズドラ」が流行し、ひと昔前は「なめこ」のゲームが大流行しました。

なめこのゲームは、なめこが画面の中で大量繁殖するので、それを指でこすってなめこを
収穫していくというものです。そして、また時間がたつと、再びなめこが繁殖してくるので、それをまた指でこすって収穫していくというものです。

このゲームは、人は一たび夢中になったものを続けまくりたいとする心理をうまくついたものであり、この心理は、人は暇なときにプチプチを潰しまくるという行動心理に似ていて、一種の中毒の状態であると言われています。
そのため、このような単純なゲームでも繰り返し使われることになり、ゲームを提供する側の収益が向上していくことになります。

*ゲーム画面は著作権にひっかかるので、載せません

 

そして、スマホのゲームは、人を熱中させるような戦略をいろいろと取り入れていくことで、さらなる発展をしています。
昨今、ゲームはますます複雑化して進化がやむことがありません。

たとえば、「マッチに火をつけろ」というゲームアプリがありますが、
これもマッチを指でスワイプして火をつけるだけの単純なゲームです。
しかし、けっこう人気はあります。

ゲームの中には、マッチ以外にキノコや割バシなどが現れることがあり、うっかりそれで火をつけようとするとマッチが怒ってきます。また、制限時間内にマッチに火をつけなかったりしてもマッチが怒ってきます。
これらの面白さが相まって、このゲームへの熱中度が高まっています。

 

また、ヒットしているゲームとしては、このようなゲームもあります。
たとえば、「田中にタイキック2」(1もあります。)

これは、芸人のココリコ田中がタイキックされて痛がるテレビのギャグをヒントに作られたものです。
ゲームの内容は、画面に出てくる田中という男のケツをひたすら蹴るという単純なものです。

また、このゲームでは、田中以外を蹴ると蹴られた方が真っ赤な顔をしながら
「なんでやねん!」という叫び声を出したり、また蹴った結果が点数や順位として表示されたりします。
先ほどの「マッチに火をつけろ」とオチは似ていますが、面白くて何度も使いたくなるという思いにかられます。

ヒットしているスマホのゲームは、プレイヤーの心理をうまくついているなあと感じさせられます。

 

しかし、スマホのゲームがこの世に存在する限り、懸念されることがあります。
それは、高校生あるいは中学生など勉学に一番力を入れなければならない世代が、スマホのゲームを楽しむ恐れがあるということです。
スマホは子供でも扱えるものなので、いとも簡単にゲームがやれてしまいます。

実際に、スマホのゲームをやり出してから学校の成績が下がったという学生は多くいるようです。ゲームによる中毒性にはまって、貴重な勉学の時間が減少しているのです。

今や、高校生の多くがスマホを扱うようになってきていますが、高校生がもしスマホのアプリを使用したいのであれば、それはゲームのアプリではなく、学習系のアプリにしてほしいと思います。

また、中学生、小学生でもスマホを所持している人がいますが、個人的にはそれらの人のスマホの所持には反対です。
中学生以下の人はそのような機器に頼らない勉学やスポーツ、外での遊びに熱中してほしいと思います。

また、スマホに熱中している人が多いこともあってか、たまにスマホを使いながら自動車や自転車の運転、歩きスマホをしている人を目撃します。
先日も、下のイラストのように、スマホをハンドルのところに当てて画面を見ながら乗用車を運転している人がいて、非常に恐怖を感じました。0-34
交通事故防止のためのマナーは守ってほしいところです。

くれぐれもスマホの使いすぎには注意しましょう。

以上、スマホのゲームについての記事でした。

2016年8月14日