体によい大麦ご飯 FODMAPが多いところが食べるときに気をつけるべき点

最近、食卓に大麦ご飯を取り入れるようになりました。
大麦は、水溶性食物繊維を豊富に含んでいるので、腸の健康維持には有効なものとされています。

しかし、そんな大麦でも、体の状態によっては食べるのを避けた方がよさそうです。

それは、大麦がFODMAP(フォドマップ)を多く含む食品である点です。

FOMMAPは小腸で吸収されずに大腸に到着する糖質のことを言いますが、この糖質が大腸内で発酵を起こしガスを発生させます。
これによって、腸の調子がよくない人では下痢、便秘などが起こりやすくなります。

ただし、FODMAPを多く含む食品は、日常食べるものの多くに含まれているので、大麦だけがFODOMAPの影響を及ぼすわけではないようです。

FODMAPによる影響が体に出ている場合は、FODMAPを多く含む食品(小麦、豆類、甘いものなど)の摂取を控える必要があるそうです。

大麦は腸が良好であれば、便通をよくしたり、血糖値の上昇を抑える働きをしたりする体に良い食材であることは確かなようです。

 

1.高FODMAP食材

パン、うどん、ラーメン、さといも、さつまいも、たまねぎ、ねぎ、にら、大豆、納豆、絹ごし豆腐、あずき、ごぼう、しいたけ、小麦、大麦、ソーセージ、チョコレート、洋菓子、すいか、りんご、なし、柿、牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、ウーロン茶など

 

 

2.押し麦ともち麦、どちらがよいか
大麦は大別すると、押し麦(うるち麦)と、もち麦に分かれますが、もち麦の方がおすすめです(ただし、もち麦の方が値段は高い)。

もち麦の方が押し麦よりも水溶性食物繊維の量が多いからです。

 

 

2024年5月28日