アメリカのドラマ「SHOGUN」がエミー賞を獲得 目を見張る日本の時代劇描写
日本の戦国時代を扱ったアメリカ合衆国製作の時代劇ドラマ「SHOGUN(将軍)」がエミー賞を18部門で獲得するという快挙を達成しました。
9月15日(日本時間9月16日)にロサンゼルスで、プライムタイム・エミー賞の授賞式が開催されました。
このプライムタイム・エミー賞の授賞式で、「SHOGUN」は、作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞の4部門を受賞しました。
また、これに先立って行われたクリエイティブ・アーツ・エミー賞の授賞式(9月7日と8日に開催)でも「SHOGUN」は視覚効果賞や音響賞などの14部門を受賞していて、エミー賞のトータルとしては18部門の受賞を果たしました。
「SHOGUN」は、戦国時代に徳川家康に仕えたイギリス人のウィリアム・アダムス(日本名:三浦按針)をモデルにして書かれたフィクション小説をドラマ化したものですが、ドラマの進行は史実に近いところがあり、吉井虎永が徳川家康、敵対する石堂和成が石田三成であるところなどはすぐに察しがつきます。
このドラマのすごいところは、主演の真田広之さんがプロデューサーとして制作に携わり、時代考証や所作の指導などを徹底して日本人が見ても違和感がないドラマに仕上げているところです。
ただ、このドラマは動画配信サービスでしか見れず、日本では今のところ「ディズニープラス」でしか鑑賞できません。
続編も制作されるようなので、「SHOGUN」は日本でもブームになりそうです。
2024年9月17日