本宮山には熊がいるかもしれない ひっかき傷がついた木は何だったのか
最近、東三河の平野部でも熊または熊らしき動物の目撃情報が続出しています。
10月には、豊川市西部にある宮路山の登山道で、11月には豊橋市多米町の登山道で目撃されました。
どちらも山中ですが、民家にわりと近い場所です。
東三河の新城以北の山間部での目撃情報は少なからずありますが、豊川市や豊橋市など南部での目撃情報は珍しいです。
10年近く前になりますが、本宮山の山林の中で、熊と思われるものがつけた傷がある木を見たことがあります。
目の高さよりも少し低い位置に、はっきりとした傷らしきものが3本か4本ぐらい、木の表面に平行についていました。
その木を見つけた場所は、新城の川田から登る登山道のはずれにある山林です。
川田から本宮山頂上に行くには、通常、北上する途中で豊川新城境界尾根コースという登山道に入るのですが、その登山道には入ることはせず、さらに北上して、水のない河原のようなところを通って、その山林に入りました。
しかし、本宮山やその近辺の山林にいる大型の動物は、イノシシや鹿ぐらいと思っていたので、ひょっとしたら、これは熊によるものかと思ったぐらいで、その場を去りました。
その木はまだあるのかもしれませんが、そこについた傷が、熊によるものだったとしても、いつ頃ついたものなのかを知るすべはありません。
熊は、昔、いただけで、今はいないのかもしれません。
しかし、最近は、北海道と本州での熊の目撃情報や事件が多くなっています。
それ故、本宮山にも熊がそれなりにいるのではないかと思っています。
2023年11月28日