アシナガバチは目をねらってくるので要注意 秋はハチが活発になる時期
10月に入ってから、ハチを自宅の近くで多く目撃するようになりました。
家の中にもジバチという黒いハチがよく入ってきます。
先日も玄関を開けたときにスズメバチがいきなり顔の方に向かって飛んできました。
スズメバチは、巣やハチ本体を刺激しない限り人を刺すことはないと言われているので、巣から離れて単体で飛んでいるスズメバチに関しては、やり過ごしさえすれば、それほどの恐怖を感じることはありません。
逆に、スズメバチは、巣やハチ本体を刺激されたりすると、人を執拗に刺したり、時には重大な支障を及ぼたりする恐ろしい存在です。
スズメバチ以外で人を刺すハチとして気をつければならないハチにアシナガバチというハチがいます。
自分が小学生だった時に、このアシナガバチに2回刺されました。
2回(家の軒下と小学校の校舎の軒下)とも巣を棒で突いたりしたことで刺されました。
このときは、どちらもまぶたの上を刺されました。
アシナガバチはまるで敵の弱点を知っているかのように、目を狙って刺しにくるのです。
巣を棒で突いたとき、巣の中から何匹か飛び出してきて、長い足をぶら下げながらゆっくり飛び回ったりしていたので、あまり人を攻撃するようには思えず、たぶん刺してはこないのだろうと油断していたのですが、突然、そのうちの1匹がこちらに向かって飛んできて刺したのです。
刺されたところは腫れあがって、目がまぶたで覆われるような感じになって、非常に見た目が悪くなりました。
刺されたあとは特に何も治療もせず、親もしばらくすればよくなるだろうと言ったので、病院にも行かずそのままにしていたら1週間ぐらいでまぶたの腫れはひきました。
しかし、アシナガバチの毒はスズメバチほど強くはないものの、人によってはアナフィラキシーショックを引き起こすことがあるようなので、病院に行って治療するのが望ましいと言われています。
ハチは秋になると活発になります。
アシナガバチは、家屋の軒下に巣を作ることがあります。
もし、巣を取り除くときは、アシナガバチが目を狙いに刺してくることを承知しておいた方がよいと思います。
あるいは巣は業者に取り除いてもらう、それか、無理やり取り除かずにそのままにしておくのでもよいかと思います。
2023年10月15日