健康維持を目的としたウォーキング 特に守るべき注意点
すごしやすい春になりました。
体を動かすにはよい季節です。
この時期、健康維持を目的として、ウォーキングを行う人もみえるかと思いますが、ウォーキングもやり方を間違えると、逆効果になるようです。
以下にウォーキングを行うときの、特に守るべき注意点を書きたいと思います。
1.夕方に歩くこと
朝早くのウォーキングは、血中濃度が上がったままの状態で行われるので、体に負担がかかります。
ウォーキングは、血中濃度が低い夕方に行うようにします。
2.食後30分以内に歩き始めること
血糖値は食後に上がるので、このタイミングで体を動かすと、血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。
ウォーキングは、血糖値が上がり始める食後30分以内に始めるようにします。
3.体に負荷をかけるような歩き方をすること
何気なく、軽く歩くだけでは、健康維持のための効果が上がりません。
早歩きをする、または坂道を歩く、階段を利用するなどが必要になります。
息が少しきれる程度に歩く、また足腰の筋肉を刺激しながら歩くことで、健康維持の効果が高まると言われています。
一方、ジョギングは、以外と体への負担が軽いので、早歩きよりも効果は下がります。
しっかりと足を踏みしめる早歩きが望ましいとされています。
歩数もある程度必要のようで、日本での検証によれば、早歩きで1日8000歩程度の歩き方が適切とのことです。
また、アメリカでの検証によれば、60歳未満の人なら早歩きで1日8000歩程度、60歳以上の人なら早歩きで1日6000歩程度の歩き方が適切とのことです。
ともに、これより多めに歩いたとしても効果は変わらずとのことで、がんや生活習慣病の予防には効果があるそうです。
2022年4月29日