半導体不足の影響 給湯器が故障するとやっかいなことになる 

半導体の不足が生活面に影響を及ぼしています。
半導体の多くは東南アジアで作られていますが、その東南アジアでのコロナウィルスによる影響が長引いていることで、半導体の生産数がしばらく抑えられるようなのです。

生産数の抑制は2023年ぐらいまで続くのではないかと予想されており、それまでの間は、半導体が使用される製品の納期がかなり遅くなる模様です。

半導体が使われている製品は多岐に渡りますが、中でもすぐにないと困るのが給湯器です。

もしも給湯器が故障した場合、ほぼ新品に交換することになりますが、半導体が使われている給湯器も、他の製品と同様、現在、品不足に陥っているのです。

そして、いつ新品が入ってくるのかもわからない状況なのです。

へたをすると何か月も風呂に入れないという事態になる恐れもあるのです。

このような状況下、よりによって自分の住居の給湯器も今月上旬に故障してしまいました。

2011年製のガス給湯器で、使用10年目にして故障しました。
ガス給湯器の寿命は10年ぐらいと言われているので、ちょうど寿命だったんだろうと思います。
(日頃、給湯の回数が著しく多い場合は、寿命はこれよりも短くなると思われます。)

運よくガス屋さんに新品の在庫があったため、すぐに新品に取り替えてもらいましたが、自分の住居の風呂は、温度調節ができない古いタイプのものだったため、それ用の給湯器の需要が少なくて在庫があったようなのです。
(現時点在庫はありましたが、今後在庫が減っていく可能性はあるようです。)

今はやりの追い焚きつきの風呂やエコキュートなどは需要が多く、在庫はすぐに尽きてしまうと思われるので要注意です。

故障した場合に備えて、今使っている給湯器の寿命がいつになるかを把握した上で、あらかじめ予備の給湯器を注文しておくか、または、給湯器のレンタルが可能かどうかをガス屋さんと相談しておくのがよいのではないかと思います。

 

 

2021年11月20日