最近はやりのオールインワンパソコンは、本当に性能がよいのか

最近、オールインワンのパソコンが多く使用されるようになってきました。
ディスクトップパソコンよりも主流になった感があります。

オールインワンは、画面と本体が一体化されているので、ディスクトップよりもコンパクト化されています。

キーボードとマウスがワイヤレスになっていて、本体と分離しているものもあります。

画面も大きいので、ビジネスや動画鑑賞などで重宝されています。

配線のわずらわしさがなく、画面が見やすいのがオールインパソコンの特徴ですが、購入をする場合には、気をつけなければならない点があります。

それは、ディスクトップパソコンよりも性能的に劣る点があることです。

オールインパソコンの多くの機種のCPU(プロセッサ)が、ノートパソコンで使われているCPUと同じであるという点です。

一般的にノートパソコンで使うCPUは、ディスクトップで使うCPUよりも消費電力が低いので、処理速度が遅くなります。

オールインパソコンの多くには、仕様書に記載されているCPUの型式の末尾にUなどのアルファベットがついていますが、これはノートパソコンに使用されるCPUです。

要は、オールインパソコンは、ノートパソコンを大きめにしたものと言えます。

 

もしも、オールインワンパソコンを買いたいのであれば、以下の仕様のものを買うのがよいと思います。

 

1.CPU(プロセッサ)は高性能のものを選ぶ。

例えば、インテルならば第8世代以上のインテル「コア」を選ぶ。

インテル「セレロン」(5205Uなど)は、動作が遅いので推奨できない。

 

2.メモリの標準容量は、普通に使う分ならば8GBあればよい。
ただし、ゲームなどの容量の大きいものを扱うことがあるなら、16GB以上を選ぶ。

 

3.ストレージ(補助記憶装置)は、ハードディスク(HDD)ではなくSSDを選ぶ。

SSDは、従来高価なものでしたが、最近は価格が安くなってきているので、これを搭載するパソコンが増えてきています。

SSDは、処理スピードが格段に速いので、パソコンの画面の切り替わりも速くなります。

主要部分が半導体であるSSDは、データの書き換え回数に応じて劣化していきますが、機構部分が消耗していくハードディスクに比べれば、耐久性はよいと言われています。

容量はハードディスクよりも少ないですが、USBやグーグルドライブなどの外部ストレージを駆使すれば、その問題も少なくなります。

 

ちなみに、自分が現在使用しているオールインワンパソコン、NEC;PCーHA700RAWの仕様は、以下のもので、

CPU;第10世代インテル「コア」 i7ー10510U
標準メモリ;8GB
ストレージ;SSD(475GB)

ウィンドウズは1秒ぐらいで立ち上がり、メジャーアップデートの更新時間は1時間以内におさまっています。

 

 

2021年4月29日