大河ドラマ「麒麟がくる」の意外なラスト 光秀は生きている
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が2月7日の最終回をもって終了しました。
本能寺にいる織田信長を打ち滅ぼし、天下を取った明智光秀ですが、高松城攻めから戻ってきた羽柴秀吉と対決し、敗れてしまいました。
そして3年後、光秀らしき人物が、駒によって目撃され、馬に乗って駆けていくところで物語は終わりました。
この意外なラストの場面は、光秀がひょっとしたら、どこかで生き延びているのではないかということを思わせました。
通説では、羽柴秀吉との戦いに敗れた明智光秀は、居城の坂本城を目指して落ち延びる途中、賊に襲われて落命したことになっています。
しかし、その一方で、生存説もいくつか存在しています。
たとえば、次のようなものがあります。
1.京都の宇治市にある神明神社と専修院にかくまわれた。
2.京都市にある妙心寺に立ち寄ったあと、和泉に向かった。
3.生まれ故郷の美濃に落ち延びた。
(生誕地説の1つである岐阜県山県市の中洞という所に住み着いた。)
4.比叡山の僧になった。
5.大阪にある本徳寺の僧になったが、しばらくしてから立ち去った。
6.天海上人になり、徳川政権に仕えた。
ただし、天海上人説は信ぴょう性が低いとされています。
光秀が本徳寺などの僧になった説に関連して出てきた説なのかもしれません。
いつか、特別版などで、生き延びた光秀を描く「麒麟がくる」の続編が放送されることを望みます。
そのときには、徳川家康と結束した光秀が、秀吉にリベンジするとかの内容がいいと思います。
2021年2月25日