新型コロナウィルス(コビッド19)対策 スーパーで食品を買う時の注意点 その1
新型コロナウィルス(コビッド19)の影響で、国内では不要不急の外出の自粛が求められていますが、食料品の入手に関する問題は、どうしても避けては通れないところです。
食材はとくにスーパーマーケットで買うことが多くなりますが、スーパーマーケットは利用客が多いことから、陳列されている食材にコビッド19が付着している恐れは十分にあります。
食材を店で買って家に持ち込む場合は、何を注意をすればよいのか、それについて説明した動画が公開されていましたのでシェアします。
4月6日配信のもの;投稿者 日本ハ知ラナイラジオ様
この動画の要点を以下に示します。
買い出しについて
1.エコバッグは、繰り返しの使用により汚染されてしまっている可能性があるので、使い捨てのレジ袋の方を使うのが望ましい。
エコバッグを使う場合は、使用後に誰もさわれない所に1日放置するか、洗濯する。
2.数日分(最大2週間分)をまとめて購入して店に行く頻度を減らす。
3.マスクを着用する。
4.他人との距離をとる。
5.高齢者はなるべく店に行かないようにする。
若い人に代わりに行ってもらうのが望ましい。
6.店内ではすばやく動く。また、陳列してある食材を触りまくらない。
触った食材は購入するようにする。
7.買い物リストをあらかじめ作成して、スムーズに買い物を行い滞在時間を減らす。
8.レジではカードを使うなどして現金での扱いをなるべく避ける。
9.体が不調な場合は、絶対に店に行かない。
家の中について
1.買った食材には、必ずウィルス除去の処置を行う。
2.テーブルの真ん中にカラーテープを貼って、ウイルス除去前品と除去済み品を区分けして置くようにする。
3.食材別処置方法
(1)すぐに冷蔵庫に入れる必要がある缶やペットボトル、袋やケースなどで包まれている食材
①消毒剤(濃度70%~80%のエタノールなど)で消毒してから冷蔵庫に入れる。
(消毒剤がなかなか手に入らない状況なので、自己責任で、石鹸水で洗うようにしています。)
②別の容器に移し替えてから冷蔵庫に入れる。
③冷凍食品も別の容器に移し替えるか、消毒してから冷凍室に入れる。
(コビッド19は、氷点下でも長期間生存する可能性がある)
(2)すぐに冷蔵庫に入れる必要がない缶やペットボトル、袋やケースなどで包まれている食材
屋外(ガレージや玄関先など)に3日間置いたあとに屋内に持ち込む。
この場合は、消毒が不要となる。
(この3日間という数値は、アメリカ国立衛生研究所の最新情報に基づいている。)
(3)ダンボール箱で包装されている食材
すぐに室内に持ち込む場合は、中身を取り出してダンボール箱は廃棄するのが望ましい。
これにより、ダンボール箱からの感染リスクを減らすことができる。
(4)果物や野菜などのむき出し品
1つずつ冷たい流水で洗う。
ごつい皮があるジャガイモやニンジンなどはブラシを使って洗うのでもよい。
このときには、洗剤や石鹸、消毒剤は使用しないようにする。
4.洗った物や消毒後のものを触るときには手を洗う。
(手は、事前にいろいろな物を触わるなどして汚染されているものと認識する。)
5.ウイルス除去前品を置いたテーブルやキッチンは、使用後に必ず消毒する。
(所感)
実際の日本での対応として、一部、難しいところはありますが、基本的なところは同じなので、このような手法を積極的に取り入れるのがいいと思います。
アメリカではまとめ買いが推奨されていますが、食料品を一度に大量に買おうとすると、店内にいる時間が長くなり、またレジの周辺を混雑させる可能性があります。
食料品を買うときは、1人だけで入店し、適量をすばやく買って、足早に立ち去るのがよいかと、個人的には思います。
2020年4月10日