ミッドウェー海戦の新作映画の日本公開は2020年か。
ミッドウェー海戦を扱ったアメリカ映画が11月8日からアメリカで公開されるようです。
本作は43年ぶりのリメイク作品とのことで、日本人俳優も数名出演しているようです。
日本での公開日は決まってないそうですが、おそらく来年、2020年に入ってからと思われます。
ミッドウェー海戦は、太平洋戦争開始から半年後の1942年6月に行われた戦いで、
軍艦約350隻(作戦部隊総数)を擁する日本海軍が、軍艦約40隻のアメリカ海軍に大敗した戦いです。
アメリカ軍は戦死者が約300人だったのに対し、日本軍は戦死者が3000人以上にもなりました。
加えて、日本軍は虎の子の空母4隻と300機近い飛行機を失ったことで、この戦い以降、日本は敗戦への道をたどることになりました。
なぜ強大な日本艦隊は敗れてしまったのか。
運が大きく影響したということもありますが、アメリカ軍が的確な情報収集活動と十分な索敵によって敵をいち早く発見できたのに対し、日本軍は「敵は近くには来ていないはずだ。」と油断して索敵を十分に行わなかったために、実際にいた敵の発見が遅れてしまったことが敗北の大きな要因になっています。
この戦いは、戦国時代の桶狭間の合戦にたとえられることがあります。
情報収集の重要性と、いかなるときでも油断すべきでないことを思い知らされる戦いです。
忘れてならないのが、油断によって罪のない多くの若い将兵が傷つき、亡くなったことです。
このようなことが起こりうる戦争は2度とあってはならないと思います。
以下、ミッドウェー海戦を描いたアメリカ映画「ミッドウェイ」の予告編と出演者名をのせたブログがありましたので、リンクさせていただきました。
2019年10月20日