あおり運転の抑制には怒りの克服が不可欠
ここ近年、テレビであおり運転でのトラブルが多く報道されています。
たいした理由もなく、相手の車を止めてケガを負わせるということが起こっています。
また、ひどいものだと、相手が死亡してしまうということも起こっています。
あおり運転が原因で暴行や傷害事件、死亡事件になるパターンには、加害者がささいなことで怒り、その怒りを増幅させることで一線を越えてしまうことが多いようです。
あおり運転の加害者の多くは、自己中心的でかつ被害妄想が大きいがゆえに、少しのことでも激怒して相手のことを許さず、怒りを長く持続させる傾向があるようです。
例えば、ちょっとしたことでも、「わざとやっただろ。」から「こいつは絶対に許せん。」という思いになって、あおりや嫌がらせを長い時間続けたり、相手の車の前に割り込んで無理矢理、車を止めたりするといったことを引き起こすようです。
理性がある人ならば、たとえ「わざとやっただろ。」と思ったとしても、そこから心を切り替えるので、「こいつは絶対に許せん。」という思いにはならないのです。
ドライバーは常に自身の怒りを抑えてあおり行動をしないように努めるべきです。
一方で、逆にあおられてしまった側も、やりすごすことが大事です。
相手にしていたら、場合によっては、逆に自分が加害者になってしまう恐れがあるからです。
また、車の運転では「ゆずり合いの精神」が大事とされています。
自分が一歩下がって相手にゆずるということができれば、あおり運転のトラブルは減ると思います。
当然に、車間距離をとるなどの交通ルールの遵守は大前提です。
しかし、もしも、あおり運転の被害に遭い、加害者に詰め寄られてしまったらどうするべきか、とても参考になるサイトがありましたので、この記事にリンクしました。
2019年8月25日