最近のロボットは恐ろしい
最近のロボットを紹介したアメリカのテレビ番組の動画(11月21日YouTubeに公開されたジミー・ファロン司会のザ・トゥナイトショー)がおもしろかったので、動画を共有しました。
この番組では3種類のマシーンが紹介されています。
動画は英語ですが、内容はたぶん、以下のようだと思います。
1.四足ロボット、ミニ・チータ
紹介者;MIT(マサチューセッツ工科大学)サングベイ・キム氏
キム氏「我々は、人間や動物と同じような動きができるロボットを開発することができた。これらのロボットは人間の代わりに危険な場所、たとえば電力プラントの放射線の高い場所などで使えるんだ。今日はそのようなロボットの中でも、小型で危険性がないロボット、ミニチータを持ってきた。」
司会者「へえ信じられないことだねえ。このロボット、今何をやっているんだい。」
キム氏「これはヨガの動作、そして、これが後退、これが回転歩きだよ。」
司会者「ジャンプもできるんだね。」
キム氏「ご存知だと思うけど、どんな頑強なロボットでもこけたりすることはあるんだ。こいつをちょっと転がしてみるよ。このようにロボットは自分が倒れたことを認識して起き上がるんだ。」
キム氏「このロボットのお得意は後方宙返りなので、それをここでお見せするよ。」
司会者「これはすごい。もう1回このシーン、スローモーションで見てみようよ。
これはたまげた。」
2.トマタン
紹介者;(日本)トサ・ノブミチ氏
トサ氏「ジョギングをやっている最中にバナナを食べる人がいる。
私もジョギング中にトマトが食べたくなる。だからこのトマタンを作った。」
司会者「あなたは、みんなが持っている共通の悩みを解決してくれたんだね。
走りながらどうやって物を食べるのかということを。
手を使って食べるなんてばかげてるよね。
僕はこのようなマシーンに会いたかったんだ。」
司会者「ちょっとトマタン使わせてくれる?」
司会者「このままだと走っている気分になれないから、この場で駆け足すればいいかい?」
トサ氏「駆け足してみよう。」
司会者もトマタンの機能を賞賛。
3.人型ロボット、ソフィア、リトルソフィア
紹介者;(香港)ハンソン・ロボティクス
ソフィアは、以前にこの番組で紹介されたことがあるらしく、そのときの司会者の顔(または声?)と名前を覚えているように思われる。
前回の番組で司会者に会った時から575日たっていると、ロボットらしく正確な日数を言っている。
前回の紹介以降、これまでに何をやっていたのかと、司会者がソフィアに尋ねると
「私はこれまでに25か国以上の国に行き、雑誌「コスモポリタン」の表紙を飾ったり、ドイツのメルケル首相や俳優のウィル・スミスにも会ったりした。
ツイッターのやり取りをする友達もできた。
国連とNATOでは演説も行った。
ロボットとして初めてクレジットカードを持つことができ、市民としての身分ももらった。」
とソフィアは返答。
ソフィアの妹のリトルソフィアも紹介される。
また、ソフィアはカラオケが好きらしく、歌う曲を一瞬にしてダウンロードし司会者とデュエットを披露する。
ロボットも進化しすぎは恐いです。
トマタンを乗せてジョギングするのが楽しいかも。
2018年11月24日