長年できる運動を習慣にするべき

今日は長年できる運動を習慣にするべきについて記事を書きます。

現在、怪我や病気によって医療機関で治療を受けたときの診療費は、健康保険による補助によって軽い負担で済んでいます。
これは、日本における国民皆保険の制度がしっかりと機能していることの証ですが、
高齢化社会の日本において、将来、この国民皆保険の制度がはたして機能できるのかどうか、不安なところがあります。

現在のアメリカでは医療費や健康保険の負担額が高額になってしまっていることから、
健康に対する自己管理の大切さが強調されています。

日本も近い将来、アメリカと同じような形になる可能性は十分にあります。

もし日本の国民皆保険が機能できなくなってしまったときには、よほどの経済的な余裕がない限り病院に行くことができないということも有り得ます。

このような事態に備えるために、自分の体は自分でしっかりと管理して、日ごろから医療機関のお世話にならないようにしなければなりません。

すなわち、自己管理は高齢になってから始めるのではなく、若いうちから始めることが不可欠であると思われます。
睡眠時間の維持やストレスの解消法、正しい食事の摂取なども自己管理の中に含めるようにします。

例えば、年をとってから認知症やねたきりにならないようにするために若いうちから運動を習慣づけることは大切なことです。

習慣化しやすい運動としては、手軽に、また長く続けることができるウォーキングがあります。
ウォーキングは適切な方法で行えば、あらゆる生活習慣病の予防ができると言われています。

研究機関によって推奨されているウォーキングの方法としては、「1日8000歩を歩き、そのうち20分間早歩きを入れる」というものがあります。

この方法を実行することで、がんや糖尿病、認知症などの様々な生活習慣病の予防に効果が期待できると言われています。

この方法での肝になるところは20分間の早歩きです。
ウォーキングもただ単調に歩いているだけだと、どんなに長く歩いても効果は上がりません。息が少し切れる程度のきつさ、すなわちある程度の負荷を20分程度、ウォーキングの中に取り入れて体内を活性化させることで、病気に対する予防の働きかけができます。

また、逆に激しい運動や長すぎる運動を行うのは逆効果になると考えられています。
早歩きの効果も20分ぐらいで頭打ちするようです。

早歩きでは物足りないと思うことがあるかと思いますが、そのときには階段の上り下りをしたり、坂道を歩くなどをしてもよいようです。

ただし、走るという動作にはあまり効果はないようです。
それよりも、足を踏みしめて早く歩く方が効果はあるようです。
また、足の関節を痛めないようにするために正しい歩き方を常に心がける必要はあります。

日常生活においては、エレベータやエスカレータは使わない、歩いていけるところは自動車に乗らずに歩いていくといった習慣を身につけることも望ましいところです。

以上、長年できる運動を習慣にするべきの記事でした。
2018年4月8日